金融機関向け本人確認ソリューションとして多要素相互認証技術を共同開発!
昌栄印刷株式会社(本社:大阪市生野区 代表取締役社長 石垣 茂)と、カレンシーポート株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役 CEO 杉井靖典)は、金融機関向け本人確認ソリューションとして、デジタルセキュリティ印刷技術の彩紋と、デジタル署名済みトークンを含むQRコードを組み合わせた多要素相互認証技術を共同開発いたしました。
当技術は、金融機関が本人確認を目的として郵送する通知書に印刷が施された「彩紋」と「QRコード」の組合せの図柄を、スマートフォンで撮影する。というワンアクションのみで、対象となる郵送物の真贋性、発行者の署名検証、有効期間の処理、リプレイ攻撃の防止、利用者の本人性認証のすべてを同時に済ますことができます。
また、PINコード入力、電話番号認証技術、特殊な一意識別技術などのオプションと組み合わせることで、セキュリティをさらに強化することもできます。
これらの仕組みにより、発行者と利用者の相互認証を実現し、関連サービスの申込から本人郵送確認にかかる自動有効化をサポートいたします。
他にも例えば、イベントチケットの有効化処理や、電子マネーの金銭チャージ処理、納品書と連動したポイント付与、電子選挙投票券といったさまざまな分野での応用が可能です。
なお、本件について、カレンシーポート社、昌栄印刷社の二社の共同にて、2017年7月31日に特許を出願いたしました。